6月になったら

感想とかアイドルとか

友達の婚姻届にサインをした

 

明日、友達が結婚する。

新しい元号とともに新しい苗字になって、冬にはお母さんになるらしい。

このことがなかったら、多分こんなに平成に思いを馳せることもこんなにも平成でなくなることを惜しく思うこともなかったんだろうなぁと思います。苗字が変わることも、子どもが生まれることも旦那さんができることも、あなた自身が変わるわけではないので、大したことではないんですが。

それでも、平成という時代を一緒に走ってきた、わたしにとってとても大切なひとだなぁと思うので、一人思ったことを記録しておこうと書き始めました。彼女には見せられんけど。

 

彼女は、すごく明るくて常に周りに誰かがいて、絵に描いたような主人公みたいな女の子で、初めて出会った中学生のときから人が自然と集まって来るタイプの子で。よく一緒にいるクラスの友達はまぁいても休みの日によく遊ぶとかテスト期間に一緒に寄り道する友達みたいな子はよくコロコロ変わっていたし、好きな子とか彼氏も結構変わってたなと思う。それが悪いとかは全く思わんしむしろ彼女らしくてすごいなぁと思うんですけど…。でもわたしはすごい重いめんどくさい女なので、寂しいなって時はあって笑 ほぼ毎日一緒に帰ってたし寄り道もしてマック食べたりプリクラ撮ったり、延々話してた記憶がある。休みの日も会ってたし、お互いの友達関係とか恋愛事情とかなんか大体知ってたなぁ今思うと…。

もともとタイプは多分全然違うので、わたしの好きなものは彼女にはなかなか理解されなかったし、彼女の好きなものをわたしはなかなか理解できなかったけど、それでもなんとなくお互いアレが好きだよねこういう風に感じるよねって分かり合えて、嬉しかったな。多分そんな細かいことは考えてないだろうけど。でも彼女が好きっていうから知れたものもたくさんあって、なんだろうね、好きなものや嫌いなものが一緒だからとかではなくて、本当に感覚的に心地がよいから一緒に居られる友人なんだなと思う。

彼女に休みの日よく会う友達ができても、彼氏ができても、わたしは彼女の中の友達から変わることはないという確信めいたものがあって、わたしはそういうものがないと安心できない、しょうもない人間なんだけど、それでも彼女のことが好きだったんだよな。恋人でも友人でもない、彼女の中のわたしという存在になりたかった。

彼女の色んなことが羨ましくて妬ましいときもあったし、だけどわたしの名前を呼んで、聞いて!って語りかけてきてくれたらもうそんなことはどうでもよくなるし、いつでも、離れていても、そばに寄り添っているのはわたしだと思ってたんだよね。そんなわけないのになぁ。

死ぬほど寂しいんだ〜〜。結婚やだって思ってしまってごめんなさい。ずっと子どものままだったんだなって気づきました。

寂しいなぁ〜〜。誕生日にくれる長文のメッセージを打つ時間もきっとなくなってしまうんだろうな。お互いに試着した服を送りあってどっちがいいか議論することもなくなってしまうんだろうな。でもそれでいいんだよね。

ほんとはすごい楽しみです。これから今までとは違う彼女が見れるんだろうなってこと、可愛い大好きな彼女から可愛い赤ちゃんが生まれて来ること。全部楽しみです。だけど今は少しだけ寂しいという自分の気持ちも、大事にさせてください。

何が言いたいかわかんなくなっちゃった。文章下手だなぁ。

ともかく、どうか明るい未来で、新時代であってくれと祈るばかりです。同時に、わたしたち大人がその未来を作っていかないといけないんだよね。一緒に守りたいものができた気分です。ありがとう。

おめでとう。婚姻届、証人にわたしを選んでくれてありがとう。生きてきてこんなに嬉しいことなかったです。

わたしたちが出会って駆けた時代は終わってしまうけど、新しい時代にも、あなたに頼ってもらえるわたしでありたいなと願います。

大丈夫って言ってくれるから元気が出るよって言ってくれたから、これからもあなたなら大丈夫と言ってあげたいです。一生、何があってもあなたの味方です。

明るく迎えようとしている新時代と同じように、あなたとその家族の未来が明るいものでありますように。

いい時代になりますように。

結婚おめでとう。だいすきです。